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NEW BORN PHOTO

ニューボーンフォトを
ご存知でしょうか?

産まれたばかりの
生後3週間くらいまでの
赤ちゃんを撮影すること

お母さんのお腹のなかにいたときのようなポージングで
穏やかに眠る赤ちゃんの写真

.

わたしがはじめて
ニューボーンフォトを見たのは
5年ほど前

インドのムンバイやチェンナイで
撮影されたインドの赤ちゃんでした

小さくまんまるになって
布に包まれ
神秘的な写真に心を奪われました

なぜこんなふうにまるまっているのか
驚いたほどでした

.
.

ニューボーンフォトには
癒しの力があります

産後のお母さんの身体は
交通事故にあったのと同じ

わたしは長男を出産したとき
その言葉がぴったりなほど
憔悴しきった身体と精神状態でした

24時間のケアが特に必要な子だったので
自分が自分でなくなりそうな
そんなとき

ニューボーンフォトの記事を読み
あぁ、あの写真だ、と。

命がけの出産のあとの
最大の癒しとなる
神秘的な赤ちゃんの写真

わたしは救われたのです




今回、長女を出産するときには
プロの方にお願いしようと決めていました

かっこいいご夫婦の
bozphoto&styles

強い愛のパワーを感じ
幸福な気持ちになりました


撮影には
インドで買ってきたストールや
インドのカダイ鍋を
使っていただきました

カレー屋に産まれた
赤ちゃんです


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命が産まれたときの話

赤ちゃんの
出産予定日は4月の中旬

わたしたちは
3月末まで働いて
産まれるまでの2週間で
出産準備をすればいいだろうと
仕事ばかり優先していました、、


4月に入ってから
長男との時間を濃く過ごそうと
いろいろ計画も立て
その日も遠出をしていました。

まさかの
家から離れた場所で
陣痛がはじまり
急いで産院に向かうときには
車のなかで痛みに悶え続け

産院に着いて
3分で産まれました!
超スピード安産でした。

今はコロナで
立ち会い出産もできない状況ですが
産まれる直前の直前まで
家族いっしょにいれたので
それはそれでよかったな、と
感じています。


予定日よりも
かなり早くに産まれたため
家のなかも慌ただしく
今は子育て優先の時間にしています。。


この一年
コロナのこともあり
店をどのように営業するかの対策や

10周年を迎えるため
より良きものにしたいと
精神を集中し続けたなかでの
妊娠と出産

今は少しゆっくりと
家族の時間を大切にしようと思っています。


夫婦ふたりで
働くときには働き

夫婦ふたりで
子育てをするときは子育てする

それが
砂の岬らしいなと
考えています。。






New born baby

新しい命が
産まれました

美しく儚い世界で
強く生きていけますように






「インドへ子供と行くこと」(続き…)


子供を授かる前、
お店を営業しながら、
長期休業をとり、年に数回インドへ行った。

サービスのため、インドネシアへ。
音楽のため、ニューオリンズ・ニューヨークへ。
食のため、パリへ。韓国へ、、、
たまにインドから離れ、他の国へも行った。
たくさんのことを勉強して吸収したかった。

お店に反映されることなら、と、
なけなしのお金を使いきってでも、海外へ行った。

海外から得たことで、
お店が変化し続けた。

そのなかで、インドは特別。
インドに行かなければ、砂の岬はない。
そう、インドが砂の岬には必要だった。



子供を授かり、
これからのインド行きを悩んでいたとき、
周りの子育て先輩方は、頼もしく、
子供を連れて、多くの海外へ行っていた。

話を参考にさせてもらい、
今できる限りの対策をとり、
7か月の頃、インドへ連れていった。
そのときのことは、こちら。
⇒ 201902 INDIA


そして、
2回目のインドは、1歳5か月。
3回目のインドは、1歳8か月。(2020年2月予定)
VISAもしっかり5年を取得。
ずっと一緒に行けるだろうと感じた。


どうして、インドに連れて行くのか、と
聞かれたら、答えはシンプルだった。

赤ちゃんを連れていかないという選択は、
わたしがずっと行かない、ということ。
主人ひとりで行くインドか、
今までのように、わたしも行くのか。
わたしが行くなら、赤ちゃんも一緒に行く。家族で行く。

ずっと夫婦で育ててきた店は、
これからもふたりで(家族で)インドに行くことに意味があった。


そして、なにより、
わたしたち家族にとっては、
インドに行く時間が、家族の時間だった。

実際に、
主人が24時間、赤ちゃんと過ごすことができたのは、
この7か月のインドのときがはじめて。

産後わたしがフルタイムで働けない間の、主人の仕事量は増え、
主人は仕事、わたしは子育て、
同じ時間が重なるのは、ほんの少しだった。
そんな毎日のなか、インドの時間は、赤ちゃんにとっても、
父を感じる大きな時間だったと思う。


わたしたちの普段の生活は、
お互いの実家が、大阪、静岡のため、
子育ては親族には頼れない。

わたしが休まずに店に立てるのは、保育園のおかげ。
保育園については、、、
書くと多すぎるので、またのときに。

わたしたちふたりが、考えて悩みながらも、子育てをし、
自分たちの店を運営する。
葛藤もあり、苦しいこともある。

けれど、この必死に生きている今、幸せだと感じている。
一分一秒が、泡のようにも見え、宝のようにも見える。

数年後、
あの頃は、必死だったと、
また笑えるようになれたら、
いいなと思う。。










「インドへ子供と行くこと」

「お店をしながら子供を育てること」

いつか、しっかり言葉にしようと思いつつも、
お店のブログに載せるのもどうだろう、、、と、
あまり多くは触れてこなかった。

けれど、
わたしたちに子供が産まれ、
どのように過ごしているのか、
たずねてくるお客様や友人も増えた。
友人には細かく話すことができるけれど、
このブログを見ている遠く離れた人には、
なかなか伝えることはできない。

自分たちのことを書くことは、
「不器用なカレー食堂」(晶文社より2015年出版)から
書きはじめてしまったし、、
また書いてみるのもいいかな、と、
少しずつ、わたしたちの子供についても書いてみようと思う。。


 


結婚して10年が経ち、
やっと授かった赤ちゃん。。
これは、授かる前からの話。。。


オープンしてから3年間は、
夫婦ふたりで営業をしてきた。

その後、二階席を作り、客席が増えたことで、
スタッフに手伝ってもらうようになった。

ちょうどその頃、
夫は35歳、わたしは30歳になり、
子供を作りたいと考えはじめていた。

けれど、
店で朝から夜まで働いていた、当初の睡眠時間は一日3~4時間。
休みをとれた日でも、頭痛に悩まされ、薬に頼っては、
少しの家事をするのがやっとだった。
心も体も仕事から離れることはない。。
唯一ふたりで休養といえたのは、
インドへ行くときだけだっただろう。

そんなころ、ふと友人に紹介された病院が、
鍼灸の不妊治療をしているところで、
妊娠について診てもらったら、

「今のあなたの身体では妊娠はできない。
 脈も弱く少ない。身体が弱りすぎている。
 赤ちゃんがお腹にできても、母体が弱りすぎていて、
 赤ちゃんに栄養がとられてはだめだと、赤ちゃんを攻撃してしまう。
 だから授かることができない。。
 看護婦さんや飲食店で働く人にも多いけど、、。
 と、そんなことを言われた。。

ショックだったけれど、わかっていたようにも感じる。
生活を見直さなければ、ならないときだった。
確かに、疲れすぎていた、、、

子供を望まなければ、そのままの生活を続けていたかもしれない。
子供を意識したことで、
わたしは、自分自身の身体を大切にしようと変わりはじめた。


そして数年が経ち、わたしは35歳になった。
自然のままで、というのが難しいのであれば、、と、
ふたりで病院を訪ねた。

それから、
授かった赤ちゃん。。。
お店をオープンしてから、9年目。
やっと。。

幸せを感じるとともに、
またここから新しいスタートだと感じた。
走り続けるしかない。


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砂の岬は、大変小さな狭いお店です。事故防止のため、10歳未満のお子様のご同伴をご遠慮いただいております。     4名様以上のご来店は、ご予約のみお受付しております。ご予約のないお客様はお断りしております。 どうぞご理解ご協力お願いいたします。
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