お休みやメニューやいろいろなお知らせ       
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6月23日(金)のランチ営業はお休みいたします。


今週、店主の祖父のお葬式のため東京を離れておりました。
仕込みのスケジュールを調整しましたが、
仕込みが間に合いません。。

そのため、23日(金)のランチタイムはお休みし、
夜の営業のため、仕込みの時間とさせていただきます。

ご予定を立ててくださったお客様、申し訳ございません。
夜のご予約席は少し空きがございます。

ぜひ、ディナータイムにご来店ください。
よろしくお願いいたします。





農家さんからセロリの花が届きました。
花を口に入れると、セロリの味!そのまま!

かわいいので、お料理に飾っておだししております。







前菜はできる限り季節のものをお料理しています。
夏になりましたので、前菜は冷製でスタートいたします。


■ ガラスの器に入ったものは、
 タコとフキのネパリアチャールです。
 ネパールの香りある山椒がピリと効いています。

■ 右側は、
 初ガツオのフィッシュピクルス。
 ロマネスコズッキーニのマリネを添えて。

■ お手前は、
 捌きたての新鮮なアジをハーブのオイルと、
 フラワーソルトで和えました。
 つるむらさき、イエロートマト、レッドアマランサスなど、
 日替わりで、お野菜も添えています。

■ 左側は、ポリヤル。
 季節野菜のスパイス炒めです。
 本日は、新じゃがと二種のズッキーニ。


毎日、写真を撮ることはなかなか難しいのですが、、、
その日によって入荷するお野菜も異なりますので、
楽しみにしていてください。






アメリカとフランスから帰国して、
6月からオープンいたしました。

再オープンしたお店は、
もじゃもじゃの蔦にぎっしり包まれています。

見上げると、二階席の窓も見えないくらい、
もじゃもじゃです。。

なんだか生きている建物のように見えてかわいい。
この季節のお店が一番好きです。





駅から歩いてくると、こんなうに見えます。
真四角ではない建物。
90度の角はひとつもありません。
この不思議な建物。
出会えてよかった、、、と改めて思います。。


 



お手洗い場の手を洗う石鹸を新しくしました。
いつもはインドで買ってきたものを置いていますが、
今回は、ハワイのヴィーガンソープ。
大切なお客様にお土産でいただきました。
色も香りも美しいです。

動物性のものを使用せず作られる石鹸。
こんなに多くのものから形になります。。

activated charcoal, turmeric, phthalate free frag, mango butter, olive oil,
distilled water, sodium hydroxide, rice bran oil, castor oil, raw unrefined Shea,
organic coconut oil,,,










フランスから帰国し、9日(金)からのオープンに向け、
仕込みをしながら急ピッチで準備をしております!

あちらで得てきたことを表現するにはまだお時間がかかりますが、
今後少しずつ試作を重ね、カタチにできたら、、と考えています。

6月からまたよろしくお願いいたします!


。。。


ご予約について、
お問い合わせをいただいております。
ありがとうございます。

来週、再来週のご予約もご連絡いただいている状態ですが、
今週はまだまだお席に余裕がございます。
ぜひ、お電話いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
お待ちしておりますー!!
 
 
 

 ★★★

 ご予約につきましてお問い合わせが多いのでこちらにも・・・


■ ランチ・ディナーともに、ご予約可能です。(080-4248-7720)
  ご予約はコース料理でご用意しております。
  ※メニューはこちらをクリックしてください。
 
 
■ ランチタイムご予約なしでのご来店の場合は、
  列にお並びいただき順にご案内いたします。
  時間帯にもよりますが、20~40分ほどお持ちいただく場合がございます。
  (お時間のない方や、ごゆっくりお過ごしになりたい方は、
   ご予約をおすすめいたします。)
  
  ※一階のお席は8席、二階席は4席、計12席(16席)
   (ご予約の方は優先的に二階にご案内いたします。)
  ※3名様対応のお席はひとつしかございません。
  ※4名様以上はご予約の方のみご案内可能です。


■ ディナータイムは基本的にご予約制です。
  ときにより満席の際は直接ご来店いただいても、
  お断しなければならない状況の場合もございます。。
  (夜は基本的に30分に一組ずつ、ご案内させていただいております。)
  
  ぜひお電話にてご予約ください!(080-4248-7720)

  ディナータイムはお客様に1~2時間滞在していただくことが多いため、
  お並びいただくことはご遠慮していただいています。
  ご理解ください。。



では、ご予約お待ちしております!
よろしくお願いいたします!


砂の岬







フランスでの途中からパソコンが使用できなくなったため、
ブログが書ききれていません。。
また後ほどアップしていきます。。

写真の真ん中には鳥さんがいます~。。


 







初日は雨が降ったけれど、その後は快晴。
日に日にお客さんの数が増す。

野外ステージだけでなく、テントサイトもあり、
天井につるしたホースからは水のミストが
火照った体を気持ちよく冷やしてくれる。

10ほどのステージで、
ロック、ジャズ、ゴスペル、ブルース、サディコ、ケイジャンなど
様々なジャンルの音楽が演奏される。








 



 


会場内には、アートなどの展示や販売、
実演コーナーなども。出店数はとても多い。

音楽に留まらず、様々な文化に触れることができることは、
貴重なことだと思う。。







巻きたばこの作り方。







 


フェスのフードはとっても充実!
ニューオリンズの食文化を紹介する出店が多く、
街の有名なレストランが参加している。
参加するにはかなりの審査があるそうで、
だからこそ、とっても美味しい!

地元シェフによる料理ショーもあって、
ジャンルに分け一日に数回行われていた。

店の看板や、ディスプレイがとっても素敵。
使う食材の模型が空高く飾られている。
参考になることばかり!






 















大勢人がいるフェスで、
一緒に来た友人を見るけるための旗。
目印になるそう。
デザインがいろいろあって、見ているのも楽しい。


 
 
フェスのなかで、人々のファッションを見ることも
心動かせられる。
日本ではない海外で、人々は服を髪をどのように彩るのだろう。
人々のスタイルを音楽を聴きながらよく眺めていた。


ある見かけたご夫婦の奥さんは、
片腕がなく片目に黒い眼帯をしていた。
隠すこともなく、かっこよくおしゃれをしていた。
さり気ないけどかっこいい二人の姿に
わたしたちは見惚れてしまった。

心動かされるとは、その人のオーラを感じるときなのだろう。
その人のまとうすべてに惹かれたときなのだろう。。
 
 
 



素晴らしい体験でした。。
ありがとうございました!!








 





ニューオリンズ に来た一番の目的は、
New Orleans Jazz & Heritage Festival」に行くため。

実は、今回のアメリカはわたしたち二人ではなく、
ミュージシャンの方についてくるかたちで、
連れていっていただきました。

いつかは行きたいと憧れるニューオリンズ。
でも、自分たちではインドを優先するあまり、
なかなか他の国へ訪れる機会はつくれなかった。

そんななか、ご縁によってアメリカ行きが決まった。

例えば、旅費のことや、お店の経費のこと、
考えればきりがないほど不安もあるかもしれないが、
それよりも大事なことがあるはずだ。
縁とタイミング。
今が大事だと感じたなら、思うままに行動してみようと思った。
流れに身を任せることをしてみよう。
今しかできない経験は、わたしたちの仕事や店、生き方、
そして人との繋がりにも影響するだろう。
 
 
心揺さぶられる瞬間。
音源からだけじゃ伝わりきれない、
今ここにしかない音楽。

来てよかった。
来ると決めてよかった。
 
御縁に感謝いたします。。









 



    
 




















 











  

 







 



 
 



 
 
 


 


アンティークショップもあれば、
若いアーティストの作品を販売するような、
集合ショップのような場もあった。

ときにレコードがねぬっているので、
心がわくわくする。
 






  


 




今回のアメリカは、
レコードを探す旅。

店で音楽を奏でるレコード。
いつかまた自分の足で買いに行きたかった。


若い頃、店主はレコード屋をしたかった。
妻は、歌を歌いたかった。

音楽を仕事にはしなかったけれど、
音楽が、そして音楽に携わる人々が、
いつもそばにいてくれた。

昔を思い出してみよう。
あのときの気持ちや情熱を、蘇らせてみよう。
今の砂の岬に向けられている情熱。
あの頃と同じだろうか。
それとも、わたしたちも年を重ねてしまったのか。
身体は10代や20代には戻れないけれど、
心はいつでも戻れる気がする。。








 









  
街を歩いて、お店巡り。
その国の食文化を知ることは、とてもとても楽しい。

 
まずは、
フレンチ・クォーターの「Cafe Du Monde」の
ベニエとカフェオレ!
四角いドーナツと、チコリがブレンドされたミルクコーヒー。

真っ白い粉糖に包まれたベニエのビジュアルがいい。
揚げたてが美味しくて、数日後またすぐに来てしまった。
祝日などは長蛇の列が続きます。。











食材店の奥には、サンドイッチスタンドがある、
「Central Grocery Company」

大きなバンズに、
塩味のハムと、オリーブと野菜たっぷりのピクルス。
食べごたえのあるビジュアルに、センスのよさ。
オリジナルグッズもかわいいです。











1938年開業の、
とても歴史あるレストラン「Mother's」

ニューオリンズ名物の
Po-boy(ニューオリンズ産の様々な具をはさんだサンドイッチ)や
ガンボ(シチューのようなスープ料理)が食べれます。
中身はシーフードにしたり、ミートにしたり、ベジにしたり。



 

こちらは、またまたニューオリンズ名物の
キャットフィッシュ(ナマズ)のフライと、
ソフトシェルクラブ(軟殻蟹)のフライ。

人数多くシェアしたので、たくさんの種類を食べることができました。
慣れない味かと思いきや、とっても美味しいです。
ニューオリンズの食は、すべてが本当に美味しい!

 



街角にある「MOJO coffee house」

鮮やかなオレンジの壁は、すべてに模様が模られていた。
天井もデザインされている。古い建物の生かし方が素晴らしい。

ここは思い出に残るコーヒーハウス。
会いたいときに会いたい人に会えた場所。
 






来たかった「ACE HOTEL」
いつだったか、本でこの景色を見た。
ニューオリンズのホテルには宿泊できなかったけれど、
レストランへ食事をしに。

服を着替えて、素敵な場所で美味しいご飯を食べて
幸せな気持ちになる。
レストランはそういう場所かもしれないけれど、
そんな気持ちになれる食事は、そう毎日あるわけじゃない。

この場所で感じたことを覚えておこう。
美味しいとは、幸せとは、どんなことなのか、
しっかり覚えておこう。
わたしたちは、どんなふうに表現していこうか。。


















アメリカ、ルイジアナ州のニューオリンズに来ています。

フランスをはじめスペインや西アフリカ、
カナダからやってきたアカーディアンなど
多くの国の影響を受けたニューオリンズ。
アメリカ国内においてアメリカらしくない、
最も個性的な街のひとつと言わています。

そして、ジャズの発祥地。
街中のいたる場所で地元のミュージシャンやアーティストが、
ジャズやブルースを演奏しています。

異国情緒あふれる港町ならではの食べ物や
建築物、文化にも触れてみたいと思っていました。
 
 
 




 

  



 

 



 


ヒューストンからニューオリンズに来るとき、
天候が悪く着陸できずに、飛行機が一度ヒューストンに戻ったほど。。
結局5時間ほど遅れてホテルに着いたときには、ものすごい大雨。。
走らせる車の目の前を雷が何度も落ちた。
まるで映画の場面のような、幻想的な夜からはじまった。

悪天候は数日で終わり、その後は晴れたけれど、
想像した以上に寒いニューオリンズ。

宿泊したホテル。素敵な場所にあった素敵なホテル。



 
 


 
 


 

 
  
  
一階にはレストランとバーがある。
いいホテルにはいいレストランがある。

レストランはいつも混雑していて人気があった。
味も接客も丁寧。素晴らしいなぁ。
朝起きたら、まずここにコーヒーを買いに来た。
部屋で飲む最高のコーヒーだった。










 





フランス・パリで滞在しているアパートからの眺め。

5階にあるので、扉を開けると、
大きな空が広がります。
古い建物を残しながら、上手に生活しています。

美しいなぁーと、惚れ惚れ。。





長く滞在するならと、勧められたのがAirbnb。
ホテルよりもいいよ!と。

短期間でもアパートに宿泊できるサービス。
アパートにキッチンが付いているなら、食材を買って料理ができる、
という理由が一番で決めた。

少し緊張しながらも、ホストとなる人と連絡を取り合い、
お家へ。


その人は、ドキュメンタリー映画の製作をしていて、
わたしたちに部屋を貸してすぐに、大きな荷物を抱えて出発した。
どこに?と聞くと。
「カンヌ国際映画祭!」と。
まぁ、すごい。
その間に、わたしたちに部屋を貸してくれるのだそう。

家のなかには、映像や本や、たくさんの資料があって。
興味深い、楽しい部屋。
そして、びっくりすることに、キッチンにはインド料理の本があった。
寝室には、ニューオリンズのレコードがあった。

わたしたちが、お土産にインドのものを渡すと、
「先月、インドに行っていたよ!」と。
わぁ、共通な話題がいっぱい。

そんな忙しい彼は、
話ながらバタバタと家を出ていったけれど、
キッチンには湯がいたアスパラや、袋を開けたお菓子がそのまま。
洗濯物も干してある。
バスの扉のドアノブも壊れかけているけれど、
そういうすべて、忙しい人だからだろう、と思えた。
なにより、人柄が素敵な人だった。
そんな人の家に宿泊できることは、嬉しいことだ。


この部屋から、パリでの生活をはじめよう。


 



今この部屋で、
このブログを書いていますが、
実は、フランスへ来る前に、
もうひとつ別の国に行っていました。

まったく違う場所ですが、
アメリカです。

ですので、
まずは、アメリカのことから書きたいと思います。

少しずつアップします。。



 
  

5月ですが、コートにマフラーです。
以外と寒い日が続いています。。 









今わたしたちは、フランスのパリにいます。


え?インドではなく?
なぜ砂の岬がフランスへ?
というご質問がいっぱいありそうですが、、、

フランスのパリに滞在しています。



なぜフランスに来ているかといいますと、
一言ではいえない、たくさんの理由がありまして…、
すべてお伝えすることが難しいのですが、、
 
いろいろなことを勉強させていただいています。
 
滞在する理由は少しずつ
少しずつお伝えしていきます。。








もう15年ほど、
わたしたちは訪れていなかったフランス。

ここ最近、また興味をもちはじめたのは、
わたしたしの心から尊敬している友人夫婦のお話から。
 
そのご夫婦は、海外生活が長く、
日本に住む今でも頻繁に海外に行かれています。


去年の年末、ヨーロッパに行かれた際、
フランスのパリのある通りに、
とても心惹かれたという話をしてくださいました。

空気感やその場にいる人々、
立ち並ぶお店も素敵だったそうです。

 
お二人はパリで過ごす間、
「その通りに砂の岬があればいいのに、、、」
「ここで砂の岬を開いてほしい、、、」
 …そんな話をしていたんですよ。
   
と、真剣に話してくださいました。
 
わたしたちは、「またまた、、、またそんなご冗談を、、、」
と笑いながら返答しつつも、少しその通りが気になりました。



そして、そのご夫婦の旦那様は、
「本気でするなら、企画書を書いて、出資者を探しますよ。
 僕に当てはあります。やりましょうよ!」
とまで言ってくださって。。

「いやいや、困ります。わたしたちなんてとんでもない!」
と、わたしたちは言い。主人も
「話が大きくなるとプレッシャーでつぶれます。だめです、だめです!」
と断り、
「いや!そんなこと言わず!絶対にいい店になりますよ。」
 と、まぁ、、、
そんな話を互いに繰り返してました。。。







でも、
本気でフランスですることはしなくても、
想像することはしてみたりしました。

スタッフも含めて、
フランスで実現するとしたら、、、とみんなで話してみたり。。



例えば、

フランスで砂の岬をするとしても、
期間限定の1~3ヶ月のオープンだろう。
内装工事などに数か月かかることは絶対。

例えフランスだろうと、
週3日間の営業だ。
だって、週1日は、食材の買い出しに行くし。
週3日間は、仕込みをするだろう。
だから結局、週3日しか営業はできない。

その前にスタッフみんなで半年前からフランス語の勉強だ。

みんなでフランスにアパートを借りて…
 
と、細かく話してみたり。
 
 
 

そしたら、旦那様が、
「ワインのソムリエは紹介します。フランスに知り合いがいます。
 ホールは任せられますよ!」と。

わたしはそれに対し、
「いやいや。現地の方が関わるとしてら、なおさら大変ですよ。
 なにより、現地の方に砂の岬を知ってもらうことからはじめないと。
 砂の岬を知り、料理を食べてみて、好きになってもらえたら、
 そこがスタートになります。
 そこからやっと助けてもらえるようになるかもしれない。。
 しかも、一番大事なことは、わたしたちが何度も現地に通わないと。
 通って、国を知って、食材を知ることをはじめないと。。
 たぶん、勉強して、、、
 やっぱりわたしたちだと実現するまでに5年はかかりますね。。。」と。

ああ、わたしたちは、やっぱりスローペースだ、、、、と、
改めて思いました、、、

そして
様々な方面からの自分たちを、見つめなおすキッカケにもなりました。
 
 
 
 
それに加え、感じたことは、

そういう話が出たときには、
断るにも、実際その通りを見てみないと!とも思いました。

どんな小さなキッカケでも、
わたしたちがフランスに興味をもつキッカケになったことは、事実なので…

そこから、いつかヨーロッパにも行こうと、
ふたりで話し合うようにもなりました。



もちろん、わたしたち自身も、
最近は、勉強になるからと、
日本でフランス料理を食べに行くことが増えていたことも事実です。

フランス料理への憧れもありました。
カンパーニュや伝統菓子も、
本場現地のものを食べたい!と思うようになっていました。

店づくりや、メニューづくりや、サービスも、
なにか発見があるだろう、、、と!!



そんな想いを持っていたのは、本当です。


そして今回、
そんな想いが、
ある御縁の巡り合わせで、フランス行きが実現しました。







こちらでの生活は、少しずつアップしていきますー!!
 
 









2017年2月は、
南インドのケララ州を訪れた。

本当は、西インドのムンバイを廻る予定だったのだが、
一か月前の一本の電話から、わたしたちは行き先を変えた。


トラベルカルチャー雑誌TRANSITからの
取材の依頼だった。

「 南インド・ケララのローカルを味わえるお店を紹介してほしい 」


この取材を受けた経緯などは、
店主のブログにも書いているが、(→砂の岬へ)


わたしたちがもつ資料は、2年前に訪れたときのものが最近で、
近々の新しい情報ではなかった。

それでも、お店は紹介できたかもしれない。

けれど、なんだか、
曖昧に感じてしまう、今手元にある、少ない情報だけでは、
穴埋めをするようにも感じて、自分たちのなかでは納得がいかなかった。

自分たち用に資料として撮りためた写真や情報。
はたしてこれは、雑誌に紹介できるものなのだろうか…?と、、、



一か月前なら、インドでの旅程のルートを変更できる。
国内での移動チケットもまだとっていない。
さて、自分たちの予定通りムンバイへ行くか。
いや、雑誌のためにケララへ行くか。
数日悩んだ。


雑誌のためといっても、掲載が1/4の一ページなのか、
半ページなのか、1ページなのか、それもわからないし、
行ったからといって、結果がいい仕上がりになるかわからない。
そこまでTRANSIT側も求めていないかもしれない。

そんなことを考えたけれど、
一番は、自分たちが納得するか、納得できないか、ただそれだけだった。

わたしたちは、話し合って、
そのページが、たった5cmほどの掲載だったとしても、
わたしたちが、そのために、好きな雑誌のために、
こんなふうにしたな、ここまでできたな、ここまでやったな、
と、納得できたら、それでいいと思った。

結果よりも、経過が大事に思えた。

その結果にもっていくまでに、
調べたことや、やったことや、成功や失敗は、
わたしたちが経験できる宝になる。


そう考えて、
行き先をケララ州に絞ることに決めた!







わたしたちは、取材をするライターでもないし、
雑誌をつくる編集者でもない。

だから、
ただ手探りで、好きなお店、気になるお店をリストアップし、
とにかくお店巡りをした。

必要な写真を撮影し、店の細かな情報を手にするため、
お腹が入るまでは店内で食べ、
今すぐ食べきれないものはテイクアウトした。
味はホテルで確かめることができる。
でも、店内の様子は、店に入らなければわからない。

定休日もあるし、ランチだけの店もある。
インドの祝日には閉まってしまうし、交通機関も動かない。
たった二週間でかき集めるには、時間が限られていた。


二週間もあれば、、、と思うのだが、、、
ケララ州は広い。
 
主人は、出来る限り、
ケララ州を地域に分け、その土地の料理を紹介したいと考えていた。

肉料理でも、魚介料理でも、
同じものを紹介しては、色がない。

宗教が混ざるケララ。
その背景も含めて、かたちにしたかった。







交通手段は、
リキシャもバスも列車も船もあるけれど、
今回はタクシーをよく使った。
お金はかかるけれど、時間を有効に使える。

なにより、インドではドライバーとの相性の良し悪しによって、
わかりにくい情報が少ない店には、たどり着けない。
根気よく付き合ってくれる、そういう相手が必要なのだ。

幸い、料理好きのオーナーのホテルに宿泊でき、
食べることが好きなドライバーさんにも出会えた。


とにかくたくさんの店を発見し、
たくさんたくさん訪れたけれど、
実際に雑誌に紹介できたのは、 ほんの一部だった。。。



例えば、
2年前まで、何度か訪れていた店に
今回もう一度行ってみて、紹介できるかどうか判断したりもした。

老舗といわれる店のすべてがいいわけではない。

建物が古くても、
メンテナンスをし、古きよきものを守っているか。
それとも、ただ汚れて朽ちていってしまっているのか。

オーナーのやる気が斬新なものを求めすぎてしまい、
メニューも内装も変わり、昔の良さがなくなってしまうこともある。

反対に、
いつまでも、昔も今も、進化していて、
料理の内容も、提供の方法も、
今の時代が求めるサービスをしながらも、
それでも、店のブランド力には変わらず芯があり、
かっこいいなぁ!と思う店もあった。
  
  

そして、、、
 
そんななか、
紹介したくてもできなかった店がある。

雑誌には掲載できなかったので、
ここで少しだけ触れてみようと思う。






ある少しの情報から知った店。

100ルピーのカレーのため、
1500ルピーのタクシーを手配し、ハイウェイまで乗った。
そんな経験は、もちろんはじめて。笑

それでも行きたいと思った店。



夜だけしか開いていなくて、
店が立ち並ぶ場所ではなくて、
住宅地の細い細い道を抜け、
海のそばまできたところにある。

あまりに情報が少なく、
タクシーのドライバーさんが町の歩く人に何度も尋ねて、
時間をかけてたどり着いた。


少し大きな路地に車を停めて、
その先の細い薄暗い道を進むと光が見えてきた。

小屋のように建てられた小さい店には、
地元の人が多く集まっていた。
家族連れの人や、若者たちも。
席があくまで、しばし海を眺めながら待った。


30分くらいして、やっと席に座ったものの、
なかなか料理はでてこない。

理由がわかった。

ここは、店主一人がカレー2種と、
プットゥー(米粉とココナッツを蒸したもの)をつくっている。
小さいキッチンで少量ずつ丁寧にこね、
一つの蒸し器で10個ほどを蒸している。
出来上がるまでに時間がかかるのだ。


しかも、店側の働き人でが足りないことを、
地元の人はみんな知っているので、
お客さんは、自身で自分の料理を取りにいく。

ドリンクを飲みたければ、自分で申告して、瓶の蓋を開ける。
最後のお会計も、それぞれが自己申告制。

助け合いのなかで成り立っている。


料理を今か今かと待つ人で、
キッチンの細い入口はひしめき合っているけれど、
誰も店主をせかしてはいない。
みんな笑顔で、料理の出来上がりを待っている。

譲り合いの愛もある。


最後、ドライバーさんが、
店の店主の方に
「日本から、あなたの料理を食べに来ているよ。
 彼もインド料理をつくっている。」
と紹介してくれた。

店主の方は、プットゥーをこねながら、
「ありがとう」とほほ笑んでくれた。

ただただ嬉しかった。



こんなに愛があふれていて、
みんなに守られている店。

簡単に観光客が訪れる場所ではないと思った。
この店はわたしたちの胸のなかに閉まっておこう。

変えてはならない場所もあると思った。

 
 








今回は、レストランの紹介だけでなく、
ホテルの紹介や、スパイスガーデン、
スパイスを買える店なども紹介した。

そのひとつひとつには、
山ほどの出来事があった。

雑誌にも、ブログにも書ききれないほどのことがあったけれど、
それは言葉にしなくとも、きっといつかどこかで、
なにかしらの意味をもつだろう。

そんなひとつひとつを、
ちょこっとずつ表現できる店になれれば、
そんな人になれれば、うれしい。







買い付けの続きです。

荷物が増えるとサイクルリキシャ(自転車)で移動します。
しかし、車もバイクもオートリキシャも、馬も人も、、、
大大大混雑のなか、隙間をするする進むインド人に驚嘆!




  







 

 
 
調理道具を買い足しに。

壊れた圧力鍋を直すにも、
インドブランドなので、やっぱりインドで直します。

自分の手に馴染んだブランドで探します。
今まで、何十個と買ってきました。
やっと、見つかってきました。。














食器屋さんの次は、
梱包材屋さんへ。

イベント出店に使用するものや、
物販の販売の際、商品を入れる袋を探しに。

何度もリクエストして、
やっと好きなものが見つかる!

インドの店は、天井も床下も椅子の下にも、
どこにだって商品は隠れている。
諦めずに訴え続けるしかない。。。






 






場所を移動して、
わたしのコレクションでもあるリボンを買いに!

もう何百とあるのに、
いつも持ち帰れるだけ持ち帰る。
好きなものは仕方がない。
好きなだけ持ち帰る。
 















またまた移動して、
帽子屋さんへ。

砂の岬のスタッフは、
みなさんインドで買ってきた帽子をかぶっています。

わたしの好みでたくさん買って、個々で選んでもらっています。
帽子って、その人の顔になる気がして、
すごい力があると思っています。
その力を見逃さないように。。








今回もたくさん買いました。

息苦しいし、手は腫れて痛いし、
人混みにもみくちゃにもみくちゃにされますが、、
達成感がありますね。
結局、楽しいです。

心残りのものは、また次回の買い物リストに入れて。
日本に帰ります!
 


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