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2015年10月7日

下北沢のB&Bさんで、

砂の岬の本の刊行記念イベントが行われました。

ゲストは、直木賞作家の
西加奈子さんでした。

ご来場いただきましたお客様、
ありがとうございました。


あの日のことについて、
触れよう触れようと思っていたのですが、
その後すぐにインドへ発ってしまい、
遅くなってしまいました…。

あの日、わたしたちが感じていたこと、
感謝していること、
ここに少しだけ記したいと思います。


 
 
 
刊行イベントの依頼を受けた際、
恥ずかしがり屋の主人は、
「これが最初で最後ですっ」
と言っていました。

そのイベントにゲストで来てくださった西さん。

10代から主人の友人である西さんは、
緊張していたわたしたちを和ませ、
慣れないトークをリードしてくださいました。

お相手が西さんでなければ、
実現しなかったイベントだと思います。


・・・・・・・・・・


実は、
前半と後半の休憩のとき、
わたしは西さんとこんな話をしていました。

誤解を恐れずに言いたいことは言う、
そう決めていたので、
本当に思うままに話した前半でした。
しかし、素直すぎる言葉は、
少々強い印象の言葉にもなってしまい…
  
そこで、話しの流れを変えようと、
編集者の方が配慮し、
休憩をはさんでくださったのですが、、、

わたしは、自分の言葉が誤解されたままになっているのでは、、
と少々気がかりにもなっていました。



休憩中、わたしは西さんに、

「この本を書く上で、
 いくつかの内容を最終的には外すことになりました。
 本のなかでは、マイナスのことにはあまり触れすぎず、
 いいことを(読んだ人がプラスになることを)優先的に残すことになりました。

 けれど、わたしたちは、この本を成功本にはしたくありません。
 いいこともあったけれど、
 その裏には、それ以上に辛い出来事もありました。
 辛い悔しい出来事があったからこそ、今のわたしたちなのです。
 いいことばかりじゃない、
 いろんな面の、いろんなわたしたちの感情がある、
 そんなことを、わたしは伝えたかったのです。
 
 本で書けないことを、
 文字では残こすことができなかったことを、
 こういうイベントでは触れたいんです、、、

 なんて言葉にしたらいいのか、、、、」



そして、西さんは、

 「そのままを、素直に伝えたらいいちゃう。
  確かにさっきのままやったら、誤解されてしまうかもしれん。
  そのまま、言ったらええねん。
  だいじょうぶ、わかってくれるよ」


そのような内容の、会話をしていました。

わたしは、西さんの言葉に勇気づけられ、
落ち込むのではなく、もう一度その内容に触れ、
自ら話していこうと決めました。




その後半の会話のなかで、
自然に出てきた言葉。

伝えたいと思う気持ちから、
自然と口にした言葉。。


「美しいものばかり見ていると、
 美しいものが、美しいということさえ忘れてしまう」

良いことばかりあったら、
良いことさえ、良いことなのだと気づかなくなる。

幸せなことばかりのなかでは、
幸せがなんなのか、わからなくなる。


すべては、表と裏があるということでしょうか。

表面だけでなく、裏面も、
ちゃんと感じていきたい、忘れたくない、
そう思い、考えた日でした。
 

この日のイベントで
西さんと会話したことは、
その内容すべてが、
わたしたちにも意味深いものでした。

ありがとうございました。。。


  
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 
当日の会場の様子を、少しだけ撮影したものを、
いただきました。
よろしければ、ご覧ください。。
 
 ↓ ↓ ↓
 

 

 
 「すべては実感やねん」

西さんは、「実感」というキーワードをはじめから、
ずっと話されていました。


人は、
自分の人生で経験したこと以上のことは、
生み出すことはできないように思います。。

 
深い悲しみを知って、
その先の深い喜びも知り、
その経験から、
人に接したり、自分の人生を生きたりする。



「実感」はすべて、のように感じます。

経験することの大切さを、必要さを、
この日は強く、今まで以上に強く、
かみしめていました。



西さんの本も、
 「実感」されていない方が書けない、
本当の生が、表現されているように感じました。

だからこそ、
人の心に、胸のなかに熱く響くのだと思います。。


 
この日のことを、
わたしたちは、生涯忘れません。


西さん、
お客様、
B&Bさん、
スタッフの方々、

熱い時間を過ごさせていただきまして、
本当にありがとうございました!



砂の岬






 


新年をあけて、探したい本があり、
TSUTAYAのライフスタイル型、

二子玉川蔦屋家電に行ってきました。

二階の料理コーナーの場所に、
砂の岬の本「不器用なカレー食堂」が並んでいました。
しかも、面陳列で表紙が前に…

出版されてから、5ヵ月が経つというのに、
本当に嬉しいことです。。

書店員のみなさま、
ありがとうございます!!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



昨年は、本が出版されたこともあり、
「本を読んで初めてお店に来ました」と、
 いうお客様が多くいらっしゃいました。

関東近郊だけでなく、
北海道・東北、中部、関西、中国・四国・九州まで、、、
日本の各都道府県から、
本当に多くの方々に足を運んでいただきました。

心より、、ありがとうございました!
 
 
 
とっても、
感謝する気持ちと、
嬉しい気持ちの半面、
とても緊張もしていました。

現実、
日々の営業のなかでは、
毎日が完璧!万全!というのは難しいこともあります。

そのなかで、
毎日、精一杯の調整と準備をしてお店を開けています。

それでも、気候や様々な要因により、
納得しきれないことや、悔しいこともありました。


そんなとき、
今日ご来店されたお客様には満足してもらえたのだろうか、、、
と考えます、、

さらに、遠方からいらっしゃたお客様は、
長い道のりと時間をかけて、砂の岬まで来てくださいました。
その方々に、ここまでした価値はあったと言っていただけるのだろうか、、、

そう、いつも以上に考えます。。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



本を出版するとき、
本当に悩んだことは、
今現在もお店を開けていることでした。

もしも、
もうお店が閉店していたのであれば、
どんなお店だったかも、
どんな気持ちで営業していたかも、
もしかして美化したり、大げさに書いたり、
理想も語りやすかったかもしれません。


でも、
実際は、
5年しか経っていない砂の岬の店は、
桜新町という町で、日々営業をしています。

現在進行形で、
悩み、挑戦し、悔やみ、喜び、満たされ、泣き笑っています。

喜怒哀楽を繰り返し、
成長の階段を一歩ずつ、確かに一歩ずつ、
歩いています。。


まだまだ、ひよっこです。
至らないことも多いですが、
毎日をただ一生懸命に生き、
仕事に向き合っていきたいです。


2016年、
今年もがむしゃらに頑張ります!
  
  
  
   
 
 
本につきまして、
過去の記事、
本できるまでの過程はこちらです。

↓ ↓ ↓
  
  就職しないで生きるには
「不器用なカレー食堂」

  
  
 




 
 
先日、お伝えしました、
砂の岬の本「不器用なカレー食堂」
刊行記念イベントが、明日行われます。


10月7日(水)
下北沢のB&B

開場 19:30
時間 20:00~22:00

ゲストは、
直木賞作家の西加奈子さんです。

( → 以前の記事)




※一般発売のチケットは売り切れましたが、
 当日店頭にて、キャンセル待ちの受付ができるそうです。

 チケットがなく、参加をご希望の方は、
 一度B&Bさんにお問い合わせの上、ご来場くださいませ。



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初めてのトークショーに、
ふたりともドキドキしております。

緊張しているかと思いますので、、、
西さんにリードしてただいて、
なんとかお話ししたいと思います、、、!

どうぞよろしくお願いいたします。


砂の岬
鈴木克明 鈴木有紀



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砂の岬の本、
「不器用なカレー食堂」

紹介記事が
毎日新聞に掲載されたそうです。
見本をいただいたので写真を撮ってみました。

晶文社の斉藤さんが、
有名な著者の方ばかりと、同じページに並んでいるよー。
名前が新聞に載ることなんて、そうないから記念だねー。と、
おっしゃってくださいました。


ちょこちょこと雑誌などにも
ご紹介いただいているそうです。

関係者のみなさま、
どうもありがとうございます!
とても感謝しております!







 


砂の岬の本、「不器用なカレー食堂」
発売日8月4日から
二か月過ぎたころになりますが、


10月7日(水)
下北沢のB&Bにて、
刊行記念イベントが行われます。

直木賞作家の西加奈子さんを
ゲストに迎えて、トークショーを行います。


西さんと、店主は、
10代~20代半ばを過ごした、
大阪時代からの友人です。

夢をもち憧れた日々、
お金のない生活のなかで、
もがきながら苦しんだこと、
がむしゃらで楽しんだこと。

いつしか大阪から東京に出て、
それぞれの夢を叶えました。

そんな、
どんなふうに生きてきたのか、
短いですが、お話しできたらなぁ、、、
なんて思っています。
が、 まだどんなふうになるのかわかりません。。
わたしたちも楽しみです。

平日の夜になりますが、
ぜひ遊びに来てください。
よろしくお願いいたします。


詳細は、こちらです。
 
  
 
 
 
 本につきまして、
以前の記事はこちら。

「就職しないで生きるには①~⑪」
 
 
  
  





先日、来店された、
「東京スパイス番長」の
 水野仁輔さんから、本をいただきました。


「CHALO INDIA」
料理をしにインドへ行くと決めた。
年に一度、テーマを決めてインドを旅する東京スパイス番長の紀行本。





お揃いのシャツで、すてきな笑顔の東京スパイス番長。

インドの血が流れていることを感じました。
このような旅は、きっと他のだれにもできない。
年に一度の、奥深い旅の記録です。
 
 
 
 
 
「LEGEND」
インド人シェフをゲストに迎えてお届けするLabo India のインド料理研究シリーズ。

 
 



料理人にとって、とてつもなく大切なことが書いていました。
わたしは、インド料理をつくる主人をそばで見守っているだけですが、
わたし自身もっと勉強しなければならないことがたくさんある…と、
痛感しました。。。
勉強になりました。



こちらの本は、
砂の岬の店内でご覧いただけます。

お家でゆっくりと読みたい方は、
販売もされておりますので、ぜひどうぞ!

イートミー計画



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「不器用なカレー食堂」を執筆中、
どのように言葉にしていいのか悩んでいたとき、
水野さんはあたたかい励ましの言葉をくださいました。

かっこつけずに、そのままを書く。
それが一番、伝わること。

執筆のプロじゃない、わたしたちにも書けることがある、
その大切さを教えていただきました。
 
 

砂の岬の本を読み終えた、水野さんが、
この本で印象に残った場面は、

物件を借りることが決まったときの、
オーナーさんの言葉だったそうです。

「カレー屋さんがいいんじゃないって、妻が言ったんだよ」(※不器用なカレー食堂 P.137)



水野さんのぐっとこらえた目を見て、
あぁ、本当に心からカレーを愛していらっしゃる方なんだ。
このような美しい心の方だから、
たくさんの方々に愛されて、人を繋げて、唯一無二の存在の方なんだ、、、
と、じーんとしてしまいました。。
心が動きました。。。


水野さん、
やさしく接していただいて、ありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。。

 


 
 
 
 
「不器用なカレー食堂」にも登場する、
こうちゃんから、お手紙とトウモロコシが届きました。


こうちゃんは、主人が1年のインド旅へ出発する前、
一緒に暮らしていた友人です。
そして、
わたしたち二人と同じ職場で働いていました。


今、彼は、北海道に暮らし、
奥さんとお子様に囲まれ、
畑をしながら、バーを経営しています。
 
 「よなよなレコード」
レコード屋さんみたいな名前の店。

やっぱりお酒と音楽が好きだったから、と、
様々な職を経験したあと、北海道の大沼でBARを開きました。


静岡出身の彼と、東京出身の奥さんが、
彼のルーツである、アイヌの血が流れているからと、
北海道へ移住したのは、2012年。

移住をするということは、
様々な決意と、多くの経験を重ねてきたのだと思います。
わたしたちが想像できないくらい多く。。

いつまでも、何十年経っても、
互いに励まし合い、応援し合い、
刺激し合える友人です。

昔と変わらない、
手紙の裏からもわかるくらいの筆圧と、太い文字。
熱い気持ちの手紙をありがとう!


 


こうちゃんからいただいたトウモロコシは、
ポリヤル(野菜のスパイス炒め)にして、
お店で使用させていただきました。
甘くて、食感もよく美味しいです!






こちらは、久保田麻琴さんからいただいた、
徳島の鳴門金時です。
鮮やかでホクホクとした濃い甘み。
ひもとうがらしと合わせて、使用させていただきました。


太陽の恵みに感謝します。
みなさま、
ごちそうさまでした!







本が出版されてから、
たくさんの感想の声をいただきました。

本当にありがとうございます!


わたしたち夫婦が
出会う前からの話ではじまり、
「砂の岬」のお店がどうつくられてきたのか、
そして、今のお店の日々のものがたり、
インドでの過ごし方まで書きました。

読者の方に、
なにか、どこかに、
共感していただける部分がひとつでもあれば、
とても嬉しいです。

きっと、
みなさまが生きてきた日々のなかで、
夢を追いかけたり、
今の仕事のことを考えたり、
家族を大切にしたり、

悩んだり、つまずいたり、怒ったり、
悔しくて泣いたり、嬉しくて笑ったり、
とてつもない充実感を味わったり、
とてつもない愛情を感じたり、
いろんなことが、いろんな時期にあったと思います。

みなさん一生懸命、今を生きているのだと思います。


わたしたちは、まだまだ成長の途中です。
途中の階段を上っています。
これからも、まっすぐ前を向いていけるよう、
真摯にカレーをつくり続けます。
がんばります!






(写真:増田智泰さん)



この本での、口絵写真を撮影してくださったのは、
写真家の増田智泰さんです。


増田智泰さんはわたしたち夫婦の10年来の友人で、
砂の岬のお店ができるまでを、そばで応援してくださった方です。

本のなかで、
店の工事に手伝いに来てくださった友人として、登場しています。



出会ったころ、
増田さんはすでに独立していて、
多くの雑誌などで、美しく儚いほどに優しい、
写真を残されていました。

デジタルが主流となったなかで、
フィルムを使い、古いカメラと機材を、
古いかっこいい車で運んでいました。

写真の技術など、わたしにはまったくわからなかったのですが、
増田さんは写真が好きなんだ、
写真を撮る時間や、風景を切り取る時間すべても好きなんだ、
そう感じていました。






本をつくることに決まったとき、
写真は、絶対に増田さんにお願いしたい!と
ふたりで希望しました。

なにか一緒につくることができる日がきたら、
こんなにも幸せなことはない!と思っていました。


撮影当日、編集長の斉藤さんも驚くほどに、
時間をかけて、撮影していただきました。

増田さんは細かいわたしたちの希望を、
ひとつひとつ丁寧に聞いてくださり、
わたしたちの表現したかった砂の岬を、
しっかりと切り取ってくださいました。
とても嬉しかったです。
ありがとうございました!



本のなかでは、
すべて掲載できなかったので、
近々写真をご覧いただけるページを作成する予定です。

ここでは、少しだけ、
増田智泰さんの写真を載せさせていただきます。
 
 























本日、発売されました!

「不器用なカレー食堂」


と、いっても、
わたしたちは、なにも変わらずに、
お店で仕込みをしています。

本屋さんに本が置いてあったり、
郵送されてきたりしたら、
なにか違う実感があったのかもしれませんが、
お店にいる今は、ただ、どきどき…。

主人は、いつも以上に、
味がぶれないようにと、気合が入っています。

どんなふうにお客様に、この本が受け入れられるのか、
緊張しております。。。。








この本をデザインしてくださったのは、
装丁家の矢萩多聞さんです。

多聞さんは、このシリーズの著者の一人です。
「偶然の装丁家」

 
 
14歳からインドに住み、絵を描き売るという暮らし。
偶然のいくつもの出会いから装丁家となった、今。

日印コミュニティサイト 「Indo.to」を立ち上げた方。



そんな多聞さんとの出会いは数年前で、
3年前には、多聞さんのインドのバンガロールのお家に
お呼ばれして、泊まらせていただきました。
お父さんもお母さんも、インドの暮らしのなかに溶け込み、
ものすごいパワーを発しておりました。
インドで生きていく強さを感じました。
 
 
 
このシリーズにおいて、
多聞さんは、こんなふうに話しておられます。

「本シリーズのテーマは ”野生”!
 著者の人たちは、誰もが綱渡りのような偶然の人生。
 崖っぷちのなか、理屈を超えた、”野生”の嗅覚を働かせて、
 自分たちの道を選び生きています。

 そんな著者の”野生”を動物の絵を通して伝えたいと、
 ミロコマチコさんに絵を依頼しました。

 表紙の紙は、気包紙。
 ラフで手触りのよい紙ですが、
 最先端の技術で防水防汚加工が施され、水をはじきます。
 試しに、コーヒーやお茶を数滴こぼしてみてください。
 すぐに拭き取ればシミにもなりません。

 ぜひ、手に触れて紙のぬくもりを感じつつ、
 ”野生”の読書を楽しんでください。」



この本ができるまで、
様々な専門職の方々が関わっています。

こんなにもプロフェッショナルな方々の仕事に触れて、
多くの方々に支えられてできた本なのだと、
ひしひし感じています。

本当にお世話になりました!
ありがとうございました!




以前の記事はこちら。

「就職しないで生きるには ①~⑧」
 
 
 

 
 

本が出来上がりました!

実際、手に取ると、不思議な気持ちです。
あぁ、とうとう、
この日がきたか、、、というような。。



発売前、一足先に、
関係者の方々や、
お世話になった方々(本に登場している方々)へ、
本を送っています。

すでに読んでいただいている方から、
嬉しいお言葉をいただきました。

登場人物でもある、久保田麻琴さん。
わたしたちの家族のような存在。


 

◆ facebookから入れる方は、こちらからどうぞ。




久保田さんの言葉が印象に残っています。

「本は一生残るものだから。
 本も音楽も同じ。
 印刷も、録音も、一度発表したら変えることはできない。
 
 インターネットの世界は、いつでも変えることができる。
 でも、現実のかたちにしたものは、一生残る。

 現代のひとは録音もすぐに終わらせたいという人がいるけれど、
 本当はそうじゃないと思う。」



自分の作品を発表するという、
覚悟とか責任とか、
固すぎることではないのですが、
その心が大切なことのように感じます。


2年もかかってしまった、砂の岬の本つくり。
時間をとても費やしてしまいましたが、
残せるものになったと、
少しだけ自信がもてました。

ありがとうございました!
 
 





晶文社さんのホームページで、
本を紹介していただいています。
  
 

 
  
  
 

8月4日に本が発売されますが、
有名な著者ではない、小さいカレー屋の物語の本は、
発行部数も多いものではありません。

みなさまの家の近くの、町の本屋さんに、
必ず並べられるということもありません。。

大手の本屋さんにも、興味のある書店店員さんがいなければ、
発注していただけないことが事実です。。。


なので、
最寄で見つからないときには、
ぜひ本屋さんでご予約をしてください!
窓口でお伝えいただければ、注文できます!


・・・・・・

今の時代は通販でも、本を買えます。
夜中に注文をしても、翌日届く便利なシステムがあります。

もちろん、わたしたちも利用することがあるので、
便利さは痛いほど知っています。。

ですが、
インターネットで注文し、家や職場に届くシステムは、
人と人をつなぐ、ものとものをつなぐ、
大切ななにかが欠けてしまっている気もします。
少し寂しい気がします。。



きっと本屋さんに行けば、
他にも気になる本が見つかると思います。
人生を変えるほどの本に出会えるかもしれません!
 
本屋さんへ行く道のりのなかでは、
季節の風を感じ、五感を敏感にして、
想いを馳せる時間になることもあります。
素晴らしいアイデアが浮かぶこともあるでしょう。
  
 
 
  
今、わたしたちの友人や知人のお店の方々が、
この本を店で販売したいと、
おっしゃってくださっています。
 
町の小さい本屋さん、
個人店の雑貨屋さんや飲食店さん、
ふとした場所でも、このシリーズの本に出会っていただければ、
とても嬉しいです。

   
ご予約いただいたお客様、
ありがとうございます!
  
 
 



本につきまして、
過去のブログは、こちらです。。。

「就職しないで生きるには」①~⑦
 
 
 


  
  
  


「不器用なカレー食堂」

本の表紙ができました!


 
 

( ※ こちらは、表紙の色校です。本番印刷前の色チェックのものです。
    屋内で写真を撮りましたので、直接目で見ると色合いは異なります。)
 




「就職しないで生きるには21」シリーズの装画は、
画家で絵本作家の ミロコマチコさんが描いてくださっています。


ミロコさんがはじめて砂の岬にいらっしゃったとき、

「カレー屋さんやから、きいろと思ってー。」
と、黄色いワンピースをひらひらさせながら、
にっこり笑ってくださいました。


この表紙の絵は、
ミロコさんの感性のおもむくままに、
砂の岬のイメージをして描いていただきました。
何の動物になるのか、、、どきどきしていました。

この絵のなかには、わたしたち二人が描かれています。
さて、何の動物でしょうか?
答えは、本のなかにあります!



そして、
原画の緑青色は、砂の岬の店の、入り口の扉の色です。
ミロコさんの印象に残った砂の岬の色は、
入口の緑青色だったそうです!

この緑青色の表紙に、
装丁家の 矢萩多聞さんがデザインをされて、
茶黒色のカバーが出来上がりました!

茶の色は、まるで店内のカウンターの色のようです。

砂の岬にとって、大切な、
緑青と、茶の色。
この色が、表紙となり、わたしたちはとても感激しました。



この表紙の紙と、カバーの紙は、質感が異なります。
手にとって触れた感触や、手触り、
紙に印刷されたインクの匂い、
光に反射するツヤと色、
ぜひ、直接見て、触れて感じてください!





こちらは、ミロコマチコさんのホームページです。
素敵な絵がいっぱいですー!
 

 


わたしたちが好きなミロコさんの絵本です。
猫を想う、やさしい気持ち。
 









 
 
 
   
  
いよいよ完成です!

本当に長く長く時間がかかってしまいました…!
 
大きな休みの日に原稿を進めて、
また読み直し進めてを繰り返し、
2年がかかりました。

時間は長くかかってしまいましたが、、、
納得のいくものになったと思います。
納得のいくまで、つくらせていただきました。。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


晶文社の編集長、斉藤典貴さんには、
この2年間、本当に長くお付き合いいただきました。

何度も何度も原稿を直させていただき、
何千枚もの紙を印刷し、ペンを入れ、、
繰り返し繰り返し、打ち合わせをしていただきました。

印刷に出す前は、数日間、
真夜中の0時を回っても、早朝でも、
お店に来ていただき、
眠い目をこすり、
いっしょに原稿の直しをしていただきました。


まるで学生時代の文化祭前のような、
そんな、なにかを作り上げる感覚を、パワーを、
この数か月間感じていました。

燃え尽きてしまいそうな感覚でした。
ここまで、
この本に向き合えたことを感謝しています。

なによりも、なによりも、
ここまでお付き合いいただいた、
斉藤典貴さんに、心の深い深いところから、
声にならないほど、、感謝しております。。

きっと、もう斉藤さん以外の人とは、
本は作れないと思います。
そう、本気で思いました。
それほどに、いっしょにつくっていただきました。
ありがとうございました!!


本の発売は、8月4日を予定しております。
お店でも販売いたします。

どうぞよろしくお願いいたします!!







書店さん向けへの、
注文書です。
  
こんなふうに本が出版されていくのだなー、、、
と、いろんなことを勉強しています。 
ちょっと恥ずかしいです、、、、、

 
 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




 
  
以前お知らせしていました
「就職しないで生きるには」シリーズの
本の出版の件ですが、
こちらでのお知らせが遅くなってしまい、申し訳ございません。。。
お客様に
「もう本は発売されているのですか?」
と、よく質問を受けていました。。。。。



本来の予定では、
本の出版は、2014年9月を予定しておりました。
が、、、、、
なかなか最後の原稿が進まず、、、
夏休みに仕上げる予定でしたが、
2週間かかっても原稿の完成はできませんでした。


お店を閉めず、営業しながら原稿を書こうとも試みましたが、
そんなに、うまく書くことができませんでした。


一週間のうち、定休日のたった一時間、原稿を書くだけでも、
簡単な作業ではありません。。。
一時間原稿を書くためには、三時間の準備が必要でした。
それまで書いた原稿を思い出し、
頭を原稿の内容の時期まで戻さなければ、
新しい文章は生まれませんでした…。


主人は、そうしているうちに、
「原稿を書くために時間をとりたいけれど、
  カレーよりも、原稿を優先していいのだろうか。
  もっと、カレーのために時間をつかいたい。。。」
  と、少し心が不安定になってしまいました。


そこで、わたしは、9月頃、
編集者さんとカフェで待ち合わせし、
「すみません。今は原稿を書けません。
  営業中は、店の営業に集中してもいいでしょうか?
  その代わり、次回のインド旅(2015年今のインド旅)の際に、
  最後まで原稿を仕上げます。
  時間はたっぷりと一カ月は、原稿のためにとります。
  必ず、原稿を最後まで仕上げますので…
とお願いしました。


もちろん、お店を休む間、収入はゼロになるので、
残り三か月で、お店を休めるだけの売り上げを立てなければなりませんでした。
お店の営業の売り上げを、今以上に上げることも、
原稿を書くために一カ月店を閉めることも、
簡単なことではありません。


けれど、
せっかくいただいた本を出版するという大きな出来事。
しっかり納得のいくまで、本を仕上げたいと思いました。
出版について、まったくの素人ですが、
それでも、わたしたちに出来る限りのことを
本のためにしたいと思いました。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





今は、南インドにおります。


インド料理を勉強するために来ておりますが、
ここワヤナードでは、
山奥にあるプライベートテントに宿泊しています。

一棟一棟離れて宿泊できるので、
一日中、集中して原稿を書いています。
散歩もせずに、ただ三食のインド料理を食べて、
南インドのコーヒーを飲みながら、
テントの中と、外のテラスで、執筆しています。


インドで書く文章がいいものになりますように。。。。




このペースで進めば、
来年の春~夏には出版できると思います!


こんなわたしたちの
わがままを許してくださった、
編集者の斎藤さんに心より感謝しております。。
本当にありがとうございます。
インドでしっかり原稿仕上げますー!

インドでの日々の様子はこちらから。。。。


 


お盆休みをいただきまして、
本の執筆をさせていただきました。

お休み、ありがとうございました。



2週間すべて、
本と向き合っておりました。


はじめて、
原稿の内容を打ち合わせしてから、9ヶ月が過ぎ、
原稿を書き始めてから、6ヶ月が過ぎました。

はじめに書いていた頃よりも、
何度も読み直し、
何度も書き直すことで、
より深い内容になってきました。

ひとつのことを書くだけでも、
とても時間がかかります。
わたしたち二人の性格なのか、、、
本に対しても、本当に時間がかかります。。。
 
 

 
  
 
 
 
編集の方とお話していて、
「あぁ…」
と驚いたことがありました。
 
 
 
「就職しないで生きるには 21」シリーズは、
写真やイラストよりも文字の多い本です。
300ページほどある、読む本です。


このブログのように短い文章とは異なり、
一冊の本の場合はページ数が多いため、
書き進めていくたび、
つい同じような言葉を、
何度も用いてしまいました。


実際わたしたちは、
原稿を書くとき、
「感動」や「雰囲気」という言葉を
よく用いていました、、、



しかし、
言葉の引出が少なすぎる…とも
自分たちなりにわかっていました、、、

悩んでいたわたしたちに、
編集者の斉藤さんは
教えてくださいました。



 『「感動」という言葉はあまり使ってはいけません。

  感動したという事実は、
  著者が言葉にして「感動」と文字にするのではなく、
 

  本を読んだ読者が、
  感動していることを、他の説明をした文章から感じるのです。』



と、このようなことをおっしゃってくださいました。

わたしの書く言葉がわかりにくいかもしれませんが、
もう一度説明をすると、、、




感動や雰囲気は、
伝えたい側が、受け取る側に、
直接の言葉「感動」などで伝えるのではなく、

その他の、
風景や、人の会話や、そのとき流れている音楽や、、
その一場面すべてが、
「感動」に繋がっていて、

その細かなこと、ひとつひとつを
丁寧に伝えていくことが大事なのです。





何事にも、通ずることだなぁと思いました。

わたしたちの仕事も、
すべてのものが重なったとき、
感動を生み出せるものになるかもしれません。


なにか一つでも欠ければ、
最高の場面にはならないのかもしれません。



ひとつひとつの仕事に
丁寧に向き合っていきたいです。




本の完成まで、
もうしばらくかかってしまいますが、

よい本をつくりたいなぁと、
心から思っております。

最後まで、がんばります!
 
  
  
    
  


   
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就職しないで生きるには21

「あしたから出版社」 島田潤一郎
 
 ひとり出版社「夏葉社」
どのように生まれ、
どのように歩んできたのか。。




  
 




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 「就職しないで生きるには ①」
 「就職しないで生きるには ②」

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